アブサロムはアムノンに良いことも悪いことも語ることをしなかった。それはアムノンがアブサロムの妹タマルをはずかしめたので、アブサロムが彼を憎んでいたからである。
しかし、神は夜の夢にアラムびとラバンに現れて言われた、「あなたは心してヤコブに、よしあしを言ってはなりません」。
あなたがたが知っているとおり、すべて兄弟を憎む者は人殺しであり、人殺しはすべて、そのうちに永遠のいのちをとどめてはいない。
ラバンとベトエルは答えて言った、「この事は主から出たことですから、わたしどもはあなたによしあしを言うことができません。
兄弟を憎む者は、やみの中におり、やみの中を歩くのであって、自分ではどこへ行くのかわからない。やみが彼の目を見えなくしたからである。
「光の中にいる」と言いながら、その兄弟を憎む者は、今なお、やみの中にいるのである。
すべての無慈悲、憤り、怒り、騒ぎ、そしり、また、いっさいの悪意を捨て去りなさい。
怒ることがあっても、罪を犯してはならない。憤ったままで、日が暮れるようであってはならない。
もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、行って、彼とふたりだけの所で忠告しなさい。もし聞いてくれたら、あなたの兄弟を得たことになる。
気をせきたてて怒るな。 怒りは愚かな者の胸に宿るからである。
憎む者はくちびるをもって自ら飾るけれども、 心のうちには偽りをいだく。
隣り人と争うことがあるならば、ただその人と争え、 他人の秘密をもらしてはならない。
憎しみを隠す者には偽りのくちびるがあり、 そしりを口に出す者は愚かな者である。
わたしはあなたがたに害を加える力をもっているが、あなたがたの父の神が昨夜わたしに告げて、『おまえは心して、ヤコブによしあしを言うな』と言われました。
神の子と悪魔の子との区別は、これによって明らかである。すなわち、すべて義を行わない者は、神から出た者ではない。兄弟を愛さない者も、同様である。
カインのようになってはいけない。彼は悪しき者から出て、その兄弟を殺したのである。なぜ兄弟を殺したのか。彼のわざが悪く、その兄弟のわざは正しかったからである。
ダビデ王はこれらの事をことごとく聞いて、ひじょうに怒った。
たとい偽りをもってその憎しみをかくしても、 彼の悪は会衆の中に現れる。